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「お茶と戦争」 抹茶パウダー・製菓用抹茶はつぼ市
- 2024/04/12
- つぼ市の抹茶パウダー、ほうじ茶パウダー、業務用抹茶は茶鑑定士が厳選した確かな品質のものをお届けします。
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お茶の起源は諸説ありますが、中国の雲南省だと言われています。
呼び方も広東省の方は「チャ」と呼び、福建省の方では「テー」となっていたので、陸路で伝わった土地では「チャ」となり、海路で伝わった土地では「ティー」となったそうです。
ヨーロッパに茶をもたらしたのはオランダ人だと言われています。江戸時代(鎖国中)唯一の貿易国だったオランダ船が平戸から日本茶を、中国マカオから買った中国茶を持ち帰ったのが始まりだそうです。
ヨーロッパの土地では気候的に茶の樹が育たないそうで、オランダは温暖なインドを植民地とし、東インド会社を設立し、茶の輸入を手掛け、ヨーロッパへと輸出していました。
イギリスは産業革命とともに茶の消費量が爆発的に増え、その支払いに銀を使っていたのですが、銀が不足し、考えた末にインドに大量生産された安価な綿を売り、インドの織物業を壊滅させ、その代わりに麻薬の原料となるケシを栽培させ、それを中国(当時の清国)に売って(三角貿易)銀の流出を止め、やがてはそれに反発した清国との間でアヘン戦争が勃発。清国は敗北を喫し、それを見ていた日本は危機感を覚え、西欧列強に追いつこうと明治維新へと突入していったのだとか。。
その他にもアメリカとイギリスの間の茶貿易による事件「ボストン茶会事件」や果てはアメリカ独立のきっかけも元はといえば茶貿易だったのです。
そして時は流れ・・現代の世界情勢はどうでしょう?ウクライナとロシアの軍事侵攻、イスラエルとパレスチナの衝突など、悲惨な戦争が続いていて、小麦や肥料価格が高騰し、やはり歴史は繰り返すのだなと思いながら、ニュースを見ながらお茶を飲んでいられることに安堵と一抹の不安を抱えてしまう今日このごろです。
新年度、新入学と慌ただしい方も多いと思いますが、ぜひおいしいお茶で一服していただけたらと思います。
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