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「ストリートアート」 抹茶パウダー・業務用抹茶はつぼ市
- 2022/06/07
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最近、日中は暑い日が続く様になってきましたね〜。
そろそろ、春から夏前の梅雨に向かって蒸し暑くなりそうな予感です。
つぼ市本社工場内は、夏場に向かってかなり暑くなるので、今のうちから熱中症対策を心掛けて行かないと、体調管理が追いつかなので、気を付けようかと思っています。
こんにちは、本社製造部の小島です。
そんな話はさて置いて、この間の5月22日の日曜日に、久しぶりに、グランフロント大阪の北館地下1階で行われていた、ストリートアートで有名な「バンクシー」の絵画展を観に行きました。
バンクシーと言うと数年前に話題になった、絵画オークションで、数億円で売れた絵画が額縁にセットされていたシュレッターで裁断されてしまう内容でした。とても遊び心のある芸術家です。
コロナ前の3年ほど前までは、年に一回ぐらい美術館に行ったりしてましたが、と言っても芸術や絵画に詳しい訳でも無く、ただ気分転換や珍しい物や綺麗な物を観たいと言う好奇心で訪れていました。
3年ぶりに行こうと思ったきっかけは、大阪駅に以前から貼り出されていた「バンクシー展」のポスターがずっと気になっていて、6月12日までの展示という事で、時間が出来たらすぐに行こうと決めていました。
昼間に行くと混む事が予想されていたので、夕方17時頃に行くと、人もまばらで空いていて、ゆっくりと観覧する事ができました。まず、入口が1階のフロアーでチケットを買いエスカレーターで地下1階に降りたところが展示場になっていました。
入口を入るなりビックリしたのが、良くテレビなどでも取り上げられている絵、コンクリートの壁一面に、兵士か過激派かは解りませんが、武器や弾薬の代わりに花束を投げつけようとしている絵です。この絵(パレスチナにある、ガソリンスタンドの外壁に描かれた、高さ5メートルほどの絵です)のメッセージの意味は「憎しみと暴力の連鎖では無く、愛こそが平和をもたらす」ということでした。
ここの館内は一部を除き写真撮影が可能なので、1枚目から写真を撮りまくりました。そのほか、おばあさんが道の途中でくしゃみをした拍子に入れ歯が飛び出している絵や、トンネルの中で清掃をする、おじさんの絵や、スーパーの商品の缶詰の絵など、普通の画家が描きそうもない絵画が多くとてもユニークです。他にも外壁に付いてある警報装置の周りに大きく女性の顔の絵を書いて、その黄色の警報装置が丁度、女性のイヤリングの様にみえたりと、発想がユニークで飽きずに見ていられます。
そんな遊び心ばかりの絵かと思いきや、軍隊のヘリコプターの絵や、銃を構えた兵士が壁に何かのマークを書いてる絵など、特に興味深く思ったのは、電話ボックスの周りにイギリスの政府のある組織の人達が盗聴器を持って何か情報を聞き出そうとしている絵など、何かと政治に対するメッセージのある作品も多いバンクシーなので、取り壊されたり、絵を消されたりという事もいくつかあったそうです。
主にイギリスを拠点としニューヨーク、中東、ヨーロッパ諸国などの街中をキャンバスに描いてこられたそうですが、ちょっと感動したのは、イスラエルのガザ地区に有る、ガレキの中のコンクリート塀に描かれた猫の絵です。とても可愛らしい絵ですが、その書いたきっかけが凄い、廃墟と化したこの街を立て直すのにどうすれば良いか、バンクシーは考え、思いついたのが、誰もが興味を引く絵を書くことで、次第に話題になり、世界中の投資家たちが、この絵を保護するために、この街に投資を初め街の復旧に一役買ったそうです。バンクシーの思惑どおりになったのでは、と書かれていて凄いと思いました。ビジネスの才能もありそうな人を引き付けて動かす力に感動しました!
この様に、一人では出来なくても大勢の人々を動かす力があれば、平和へのきっかけに繋がると改めて実感しました。とても良い作品展で良い時間を過ごせました。
以上、長くなりまして、すみません、本社製造部の小島でした。
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