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「州浜というお茶菓子」抹茶パウダー・業務用抹茶はつぼ市

2018/03/20

つぼ市の抹茶パウダーほうじ茶粉末、製菓用抹茶は
業界トップクラスの衛生管理のもと製造されています。
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2018年も2月に入り、一段と寒さが身に染み、縮こまっております つぼ市製茶の池田です。

 

2018年1月14日(日)、日本茶インストラクター大阪府支部のイベントで
タイトルが”茶遊招福”(お茶で遊んで福を招こう)というものを行いました。
縁起のいいお菓子を作ったり、お茶のクイズで運を試したり、
自分だけの大福茶をブレンドするといった内容です。

 

その中で縁起のいいお菓子ということで「州浜」というお菓子を作る体験をしてもらったのですが、
みなさん「州浜ってどんなお菓子?」と思われたのではないでしょうか。

 

州浜(すはま)とは、大豆、青豆を煎って挽いた州浜粉に
砂糖と水飴を加えて練り合わせて作る和菓子の一種です。

 

鎌倉時代の京都にあった菓子店「松寿軒」の考案で江戸時代には「豆飴」と呼ばれ、
のち京都の和菓子店「植村義次」によって作られた豆飴の断面が州浜紋に似ていたため、
「州浜」という名前になり、現在では、州浜粉を使った菓子全体を 「州浜」「すはま」と呼ぶようになったそうです。

 

今回体験してもらった「州浜」をみなさまも一度作ってみては、いかがでしょうか。

 

材料(合計90gの場合)は、きな粉(30g)、上白糖(30g)、寒梅粉(1.5g)、水飴(20g)、水(10ml)を用意し、
水飴と水を鍋で沸騰させて水飴蜜を作っておき、40℃くらいに冷やしておきます。

 

きな粉、上白糖、寒梅粉を混ぜ、中央にすり鉢状に窪ませて水飴蜜を注ぎます。
そして材料をもみ込むようにして押し固めます。
タップで包んで2時間から半日、生地を寝かします。

 

あとは、型抜きしたり、包丁で細工したり、好きな形に成形します。
最後に出来上がったものに型崩れや取り扱いやすいようにグラニュー糖をまぶせば完成です。

 

アレンジで基本配合の「きな粉」の量を少し減らして、 抹茶、ほうじ茶パウダー、はったい粉、炒りごま、ココアパウダー等に置き換えてもいいでしょう。
昔ながらの和菓子と緑茶を飲んで2018年新春の幸を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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